【開催レポート】3rd長崎QDG レポート 3.5:NaITE-SIGセッション「PSP活用SIG活動報告」


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3.5    NaITE-SIGセッション「PSP活用SIG活動報告」

3.5.1    はじめに

このセッションでは、くまきち氏よりNaITE内で行われているPSPについてのSIG活動(Special Interest Group:特定のテーマについて興味・関心のある人の集まりのこと)の報告を行っていただきました。現在、メンバは4名で活動されているとのことです。

3.5.2    レポート報告

3.5.2.1   PSPとは

Personal Software Processのことで、個人が行うソフトウェア開発のプロセス改善を支援する仕組みのことです。具体的には自分自身の作業を計測し・見積もり精度を向上させ、管理できる方法を習得することで品質向上及び個人のソフトウェア開発のレベル向上を図るものです。

3.5.2.2   目的

PSPの理論を再確認した上で、IT業界の実態に適用させ、実践で活用させるために活動をしています。トレーニングする上での演習問題や様式を作成・提供していこう、というのがPSP SIGの全容になります。「実際の現場で」「手軽に」「スキルアップを実感できる」PSPの普及に向けて活動しております。

3.5.2.3   実際の活動

活動内容を理論編・実践編に分けました。理論編については輪講形式でまとめており、完成次第成果物を公開したい、とのことでした。実践編については今後取り組んで行く予定とのことです。

実践編についての今後の方針として、「計測」「見積もり精度」「生産性」の3つのカテゴリーに分けて議論していくとのことでした。例えば「計測」を例に取ると、「どうすれば計測することを習慣づけられるのか」あるいは「実際の現場で継続的に計測するにはどうすればいいのか」などの議論の余地があります。

また、「見積もり精度」に関しても、「どうすれば高精度で見積もりを行えるのか」、「生産性」の面からは「生産性を向上させるにはどうすればいいか」などの検討事項があるとのことでした。最後は「今後公開していくのでご期待ください」との言葉で締めくくられました。

(報告者:テシマ ナオト)

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